質問概要
(1)オンリーワンのまちづくりについて
@道の駅・羽曳野市健康ふれあいの郷事業の考え
A魅力ある人の集まる羽曳野への考え
(2)失業者に対する就職支援について
@現状推移と対策の効果は
A若年失業者ワンストップサービス(仮称ジョブカフェ)支援について
◆質問
香川議員が取り下げということで、私がオンリーワンとなりましたんで、最後の締めをやりたいと、このように思います。皆さんお疲れのことと思いますけども、最後でございますんで、後はございません。気を楽にしておつき合い願いたいと思います。
発言通告に従いまして、大きく2点について質問させていただきます。
21世紀もはや4年を迎え、ことしも3月に突入してまいりました。月日は脱兎のごとく過ぎ去る思いでございますが、今般の一般質問に当たりまして、私が堺から羽曳野市に移り住みました当時が思い浮かんでまいりました。
昭和58年ですから、もう21年前のことでございます。石川沿いの広瀬で古家を購入しました。大変田舎に来たなと思っておりました。
当時は河川の整備も進んでおらず、年に一回は大雨で川の水が増水しておりました。今にもあふれんばかりで、唯一あった河川敷の野球場はその都度、見るも無惨に荒れ果ててしまっていました。大水の都度、破壊と整備を繰り返しておりました。
何とかならんのかいなと思いつつ、子供に「川がはんらんしたら屋根によじ登れ」とよく言い聞かせてまいりました。それが今では河川改修も年々進み、河川公園として大きく整備されつつあります。見違えるような変貌でございますが、私は平成6年に桃山台に引っ越ししましたので、その恩恵には余り浴しておりませんが、近隣の市民の皆さんも大変喜んでおられることと思います。
また、幹線道路の整備も大きく進んできており、コロセアム、LICはびきの、コミュニティプラザ、高年生きがいサロン、ベビーハウス社協等々の諸施設も完成し、各駅前の整備も年々進捗している現状を見るにつけ、羽曳野の都市基盤整備も順調だなと、このように感じております。
ことしいよいよ我が羽曳野を通る大動脈であります南阪奈道路が開通の運びでありますが、側道整備と重要幹線であります八尾富田林線の開通が大きく期待されるところでございます。この地下鉄の延伸計画も加味されております八尾富田林線は、早くカタツムリの前進を脱皮して、実現への軽快なリズムを刻んでほしいと多くの市民は願っております。
また、他市より大きくおくれておりました下水道整備も、この16年度は60%の整備率を目指すとのこと。幾度か質問させていただきました市町村合併の問題につきまして、その都度ご答弁をいただきましたところは、まず市としての基盤整備が先決ということでございました。
さて、平成8年4月に、明平成17年を一つの目標年次と定めた20世紀から21世紀への橋渡しの10年のまちづくりとして羽曳野市総合基本計画を策定され、広く市民に発表されました。その序文の中で福谷市長は次のようにおっしゃっております。
「21世紀を見据え、新しい羽曳野のまちづくりの理念として「雅びのまち」をかかげています。人に人格がありますように、まちにはそれぞれのかおりや都市格があるべきだという考え方に立って、全国に先駆けて「雅びのまち」はびきのとしてのその一歩を踏み出していきます。」そして、「わがまち羽曳野を、夢のある、希望のもてる、そして誇りのあるまちとして、次代に受け継がれる「雅びのまち」を実現していく云々」とあります。
市長のおっしゃっていますまちのかおり、都市格というものは、そこに住む住民・市民の生活の歴史であり、生き方であり、また思想、哲学であろうと思います。旅行などをして他の地を訪れたとき、言いようのない町のにおい、いわば都市格を感じて、そこに住んでいる人の人格を想像し、住んでみたいなと思わせられるところもしばしば出くわすものでございます。
羽曳野市民約12万人、縁あって羽曳野市に住んでいるわけでございますが、魅力のあるかけがえのないまち羽曳野、すなわちオンリーワンのまち羽曳野として市民の多くの人たちが思えるかどうか、今後のまちづくりに大きな期待を寄せるところでございます。
その意味で、この南阪奈道路の開通と、それに伴います道の駅構想、健康ふれあいの郷計画は、次の羽曳野市を基盤整備の段階から、それに命を吹き込む整備へと進める大きな分岐点になるように思えてなりません。
この16年度の予算を拝見しますと、次の総合基本計画策定への準備としての予算組みがなされています。今後、まちづくり懇談会の開催も計画されていますが、市長の言われておりますオンリーワンのまちづくりについて、1つ目として、道の駅、羽曳野市健康ふれあいの郷事業について、進捗状況と今後の考えについて、2つ目として、魅力ある、人の集まる羽曳野への考えについて、羽曳野の知名度を上げ、人が多く集まってくる仕掛けをしていくことがまちづくり上大事ではないかと、このように思っておりますが、そのための考えや方策についてお聞かせください。
2つ目の質問ですけども、失業者に対する就職支援についてでございます。
最近、完全失業率の改善があるものの、雇用情勢は依然として厳しいものがあります。そこで、国の施策としまして、厚生労働省では長期失業者の安定した雇用の実現を図るため、まずは大都市圏、具体的には北海道、東京、愛知、大阪及び福岡の5都道府県10地区ですけども、職業紹介を初めとする就職支援から就職後の職場安定指導までを包括的に支援する民間事業者の選定や対象者を選定して、平成16年度には約5,000人の長期失業者を対象として就職支援の委託を実施する予定でございますが、今年度は実施地域が限られていますが、その効果などを見ながら、今後全国的に展開するかどうかを決定するということでございます。
また、若者の雇用情勢は依然として厳しい状況にあります。平成15年度版国民生活白書によりますと、平成13年度におけるフリーターは417万人、平成14年においては、高校卒業者の38.4%、大学卒業者の31.3%が新卒フリーターとなっております。
また、平成16年1月末の時点で、若手労働者、15歳から24歳まで、これの完全失業率は8.1%と高どまりしております。
公明党は、こうした深刻な若者の雇用情勢を打開するために、職業相談から研修、仕事の紹介まであらゆる支援を1カ所で提供するジョブカフェを都道府県中核都市に設置することをマニフェストで主張してまいりました。
また、本年2月より青年党員が主体でジョブカフェ設置のための署名運動を行っておりますが、経済産業省ではこの平成16年度から、若年者対策のために都道府県が企業、学校及び地域社会、行政の連携の場として、若年者が雇用関連サービスを1カ所でまとめて受けられるワンストップサービスセンター、(通称)ジョブカフェを設置する場合等にさまざまな支援を行う予定となっております。
そこで、我が羽曳野市といたしまして、失業者の現状と推移、就職支援についての今までの対策の効果につきお示しください。
2つ目として、さきに述べました若年失業者ワンストップサービス・ジョブカフェ支援について市としての考えをお聞かせ願いたいと思います。
以上、大きく2点、よろしくお願いいたします。
◎答弁 企画財政部長(私市芳秋君)
新岡議員のオンリーワンのまちづくりについてご答弁申し上げたいと思います。
まず、第1点目の道の駅、羽曳野市健康ふれあいの郷事業の考えについてでありますが、昨年の12月議会で羽曳野市健康ふれあいの郷事業の特別会計設置並びに債務負担行為予算を議決いただきました。
その後、ことしに入りましてから府公社と鑑定に基づきます価格交渉をいたしまして、合意に達しまして、大阪府側の売却につきましての知事の承認もおりましたので、大阪府住宅供給公社と羽曳野市の土地開発公社との間で2月10日に売買契約書を締結いたしまして、4万586平方メートルの用地を先行買収いたしました。これで用地の確保ができましたので、今後は本格的に構想計画案として計画をまとめてまいります。
ただいまは、これまで構想素案として考えておりました交通立地上の好条件を生かした道の駅、それと地域活性農産業の振興施設、それに生涯スポーツ・教育施設の複合施設としての位置づけ、機能を構想案として練っているところでございます。
中でも、農産業振興施設につきましては、JA南大阪にも働きかけておりまして、JAにおきましてもファーマーズマーケットに的を絞って、どんな条件であればどこまでやれるのか、南河内全体の取り組みやJAのネットワークを生かしての運営も視野に入れた取り組みとして、規模とか施設配置についても現在検討していただいているところでございます。
市の方としましては、積極的な提案をしてくださいと、やる気があれば示していただきたいということで、ボールが返ってきますれば、4.05ヘクタール全体の中で受けとめて、民間活力が発揮できるような構想案にまとめてまいりたいと考えております。構想案がまとまりますれば議会にもご説明申し上げたいと考えております。
それから、2点目の魅力ある人の集まる羽曳野への考え方についてということで、羽曳野の知名度を上げて人が集まるような仕掛けについて、まちづくり上の考え方、方策についてご答弁申し上げたいと思います。
ただいま申し上げましたスポーツ南ゾーンも、人が集まる大きな政策の一つでありますが、基本的な考え方から申し述べたいと思います。魅力ある、人が集まる町とは、ほかの町にない、羽曳野にしかないものが町の魅力として輝いて、日常生活の中で潤いと安らぎ、安全で安心を感じることができる生活空間がある町であり、そこに住まう人が生活を支え合い、豊かで品格と教養を持った人として育っている、あるいは育つ町ではないかと思います。
羽曳野にしかないもの、オンリーワンを大切にし、それが町の中で生活の中に生き生きと息づいている、そしてそれがほかから見て魅力的で訪れてみたい、交流したいと感じてもらえることだと思います。
ご存じのとおり、オンリーワンのまちづくりを羽曳野市総合基本計画では「雅びのまち」と位置づけております。
私たちが住まうこの羽曳野市は、昔から雅やかさが町の薫りとして感じられる新しい文化と教養の発信と交流の地でありました。本市の総合基本計画では、雅びのまちをいにしえの雅やかさと輝きを取り戻し、新たな現在の雅やかさの創出される町と位置づけ、そのイメージを「文化の交流が盛んなまち」「品格と教養が感じられるまち」「美しい水と緑にあふれたまち」であるといたしました。
羽曳野市が持っておりますオンリーワン、他市にないもの、そこにしかないもの、つまり羽曳野市の個性は基本的には羽曳野市がそこにあるだけでオンリーワンと思うわけでありますが、特徴的なオンリーワンを見てみますと4つほど上げられると思います。
1つは、学術研究拠点としての四天王寺国際仏教大学や大阪府立看護大学、大阪の農林業の拠点であります府立食と緑の総合技術センターなどの大学、公的研究機関等があること。
2つ目は、日本最大級の歴史的集積を有します古市古墳群、日本最古の官道竹内街道、河内源氏の本拠地にあります源氏ゆかりの壺井八幡宮や通法寺跡などの超一級の歴史的遺産を持っていること。
3つ目に、大阪都市近郊の農業地として全国的に有名なブドウの産地であることや大阪での一番のイチジクの産地であること、食肉加工やワインや地酒の醸造を行っていること。
最後に、行政運営において構築してまいりました最先端の電子自治体形成のためのシステム開発の実績などであります。特に、歴史に興味のある方や行政運営の関係者の間では、全国的に名の知れ渡っているものや、大阪や近畿圏においても知名度の高いものがたくさんあります。
市の総合基本計画や都市計画のマスタープランでは、これらの魅力、特性を生かしたまちづくり施策を掲げております。
総合計画では、雅びのまちのパイロットプロジェクトとして、南河内・健康ふれあいの郷事業、歴史的遺産を結ぶ回廊づくりの推進、羽曳野学会プロジェクト、はばたきシティネットワークプロジェクトとしまして、他市との交流の推進、生活文化情報拠点づくりプロジェクトの新しい羽曳野文化の創造、このような施策に沿ってこれまで事業を推進してまいりました。
その結果、平成9年に完成しました羽曳野コロセアムでは、国体、ねんりんピックで全国の選手、お客さまをもてなし、NHKのど自慢で地元の方々の歌声とともに全国に情報発信がされました。最近では、高校、大学の西日本大会や近畿大会に活用されています。
また、LICはびきのでは、パイプオルガンの魅力で遠方からも音楽ファンが来羽される状況です。また、白鳥伝説都市間交流では、ことしで第6回目、羽曳野で2巡目として開催されるなど、定着してきております。また、スポーツ南ゾーンでは、パークゴルフと確定しますと、近畿では第3番目の公式試合ができるスポーツ施設としてにぎわうことでしょう。
歴史観光面では、源氏三代墓なども貴重な財産であるのですが、人を呼ぶにはまず観光バスが通れるように道路整備が先決課題となってまいりますし、外国との民間交流など、世界の人々が来羽いただくには、まずもってくみ取り式の便所を水洗式にする下水道整備も急がれるということになってまいります。
将来的なビジョンも持ちながら、関係する事業の進捗状況や費用対効果、財政上などの観点からの優先度合いも見きわめまして、計画的に魅力ある羽曳野の創造、雅びのまちの実現に向けて努めてまいりますので、よろしくご理解、ご協力のほどお願い申し上げます。
◎答弁 生活環境部理事(松田順治君)
新岡議員の大きく2点目、失業者に対する就職支援についてご答弁申し上げます。
1点目といたしまして、現状推移と対策の効果についてでございますが、羽曳野市だけの失業者に係る集計結果はございませんが、大阪府の完全失業者数は30万4,000人、平成15年10月から12月の平均で前年度に比べまして4万5,000人減少しております。また、現在失業率は6.8%で、前年同期に比べまして0.8ポイント低下しております。年齢階層別に見ますと、55歳以上の各年齢で前年同期より増加をいたしておりますが、15歳から54歳の各年齢階層では減少、低下しておるのが現状でございます。
地域就労支援事業の平成15年度中の実績は98名の相談者がおられ、10名の方が就職されております。残り88名の方につきましては、継続して相談業務を行っているのが現状でございます。
また、職業能力開発講習会の内容につきましては、パソコンの講習会とか、また初級シスアド、これは基本情報技術者講習会でございます。職務経歴書の記載の方法の講座の開催等、母子家庭とか若年者、再就職者等の求人困難者に応じた講座を行ってまいっております。
これら合計いたしまして約120名前後の方が能力開発講習を受講され、就職活動を行っておるところでございます。
次に、2点目といたしまして、若年失業者ワンストップサービス、(仮称)ジョブカフェ支援についてということでございますが、大阪府が平成15年12月8日より若者の職業相談や就職に関する情報提供などを行うキャリカフェOSAKA−若年者、若者に対する仕事さがし相談室−の設置を行い、これに約二千数百件の若者が対応しているところでございます。
市といたしましては、地域就労支援事業の一環といたしまして、受けた若年者の相談者をも誘導し、有効な活用を図ってまいりましたが、なお今後一層周知を図ってまいりたいと考えております。
このキャリカフェOSAKAにつきましては、議員ご質問をいただいておりますように、ジョブカフェのモデル事業として実施しているものであると。今後はジョブカフェに進展していくものであると大阪府の方に聞き及んでおります。
以上です。
◆再質問
ご答弁ありがとうございました。再質問をさせていただきます。
羽曳野市健康ふれあいの郷事業につきまして、今種々語っていただきました。これにつきましては、これからさまざまに検討を重ねていくものと、このように思っておりますけども、私は今後の羽曳野市のまちづくりの方向性を大きく決定づける重要な事業になるものと、このように思っております。
南阪奈道路の開通により、羽曳野市に初めてのインターチェンジが設けられます。近畿一円を結び、関西国際空港から世界へとつながる大動脈の一拠点となり、南河内地域の玄関口となってまいります。今後、仮に道州制が進み、政令指定都市となりましたとき、おのずとその中心となっていく要衝の地が我が羽曳野市であることは間違いない、このように思うところでございます。
この事業の成功は今後のまちづくりの礎となると確信いたしております。
パークゴルフ場の設置等々、ただいま提案のあるところでございますが、何であれ、命を吹き込んで徹底して魅力のあるものに仕上げてほしいと、このように願っております。中途半端はどこまで行っても価値あるものにはなりません。
羽曳野市総合基本計画についてご答弁がございました。羽曳野のオンリーワンの魅力について4点上げてくださいました。
その中の2番目に上げておられます日本最大級の歴史的集積を有する古市古墳群、日本最古の官道竹内街道、河内源氏の本拠地にある源氏ゆかりの壺井八幡宮や通法寺跡などの超一級の歴史的遺産を有する云々につきまして、まさにオンリーワンですけども、どう今後羽曳野市民の誇りとして広く外部にプレゼンし、光らせていくかが課題であると、このように思っております。
また、通法寺にございます源氏三代墓、これは後に鎌倉幕府を開いた源頼朝の先祖に当たるものとなっております。日本最古の官道であります竹内街道、千数百年の歴史でありますけども、どこをどう通っているのか、知っている人ぞ知る、知らない人はなんじゃらほいでございます。
どこか適当なところ、100メーターとか200メーター、これを設定して「歴史街道竹内」とでも命名して、茶店あるいは民芸品店、ワイン店、さらには資料館などを歴史街道らしく味つけして建ち並べ、道の駅におり立った人たちをそちらにいざなう、そのようなプレゼンを考えてみてもよいのではないか。例えばの話でございます。
また、かねてから思っていますが、質問をしたこともございます。禁断の地であります天皇陵古墳、緑があるが、ただあるだけ、ヘリコプターで空に舞い上がらないとその形が確認できない。例えば、遺跡としての尊厳は敬いつつ、市民のオアシスとして、日本で初めて天皇陵を開放、ナンバーワンを目指す福谷市政、これナンバーワンの価値創造ではないかと、このように思っております。
また、昨日の質問で叫んでおられましたチンチン電車につきましても、この起伏のある羽曳が丘丘陵を朝日、夕日を浴びながら市民の息づきとともに地域に溶け込んでいく姿、これはあのサンフランシスコを想像いたします。しかし、これも一考とは思いますが、道路幅等の都市計画を抜本的に見直す必要があり、バスあるいは地下鉄、これに力を注いだ方がよいようにも思います。ごめんなさい。
さらには、健康ふれあいの郷、住宅ゾーンにつきまして、側道に沿いまして複合施設ゾーンがございます。これらの考えも重要なポイントであると考えております。
一部私の思いを述べさせていただきましたが、オンリーワンのまちづくりにつきまして今後の抱負を、その熱き思いを市長に語っていただきたく、このように思っております。
次に、失業対策につきまして実績等をお示しいただきました。私の方にも多くの市民相談をいただいております。長年勤めた会社が倒産して、役員をされていたその方、50を超えていらっしゃいます。まだ働き盛りでございますが、就職先が見つからなくてアルバイトで生計を立てておられます。住宅ローンが残っており、アルバイトのお金はほとんどが住宅ローンと消え、生活費が工面できない、そのような方もいらっしゃいます。苦悩はいかばかりと、このように思っております。
地域就労支援事業で平成15年度98名の相談者中10名の方が就職、残り88名は継続相談とのことでございました。多くの方が今なお離職中であろうかと思いますが、その方たちについての状況、答えられる範囲で結構でございますが、今後の市としての支援策をお聞かせ願いたいと、このように思います。よろしくお願いいたします。
市長、お願いします。
◎答弁 市長(福谷剛蔵君)
オンリーワンのまちづくりについて私の思いを語れということでございまして、本当にオンリーワン、ナンバーワンを本日まで目指してまいってところでございまして、何しかほかよりも先にやらないかん、ほかよりもまねのできんようなまちづくりを、常に人の集まる魅力ある町というのは、もう就任当時からずっと言わせていただいているところでございまして、また先ほど、今までの私の施策のまとめ的なことを私市君の方がきちっと述べてくれたところでございます。
そんなんで、いろいろまだ石川あすかプランや南河内・健康ふれあいの郷並びにこれから介護付老人ホーム、あれも誘致してきておりますので、生活文化情報センター等ができて、古市の駅を中心としていろいろと人が行き交うということで、できてないのが羽曳野病院の総合化と、そして厚生労働省の介護付老人ホームができておりませんが、これまたもっとまた早期整備に向けて働きかけていきたいと思っております。
いろいろと楽しい夢も語っていただいたところでございますが、歴史街道の竹内茶屋とか、そしてまた天皇陵の開放の問題。天皇陵の開放の問題も以前から、約25年ほど前に市民の皆さん方が一たん立ち上がっていただいた経過があります。
ですが、余計宮内庁の方がガードがかたくなったということで、ちょうど北川議員の近くの山でございますけども、あの大塚山というのがあるんですが、その南側、そこはもう私たち子供のころはいい遊び場でございました。それが逆に開放をお願いをしに行ったとたんに、逆に閉められてしまって、ブンブン山というのがなくなってしまったんです。
もうそのまま封鎖されてしまった経過がありまして、なかなか国の方はかたいところがあるところでございまして、まして天皇陵の方は盗掘ということもあるわけでございまして、峰塚古墳なんかにおきましては、上の層が盗掘されて、2番目の層を今回あけさせていただいた。
もう一層残っているというわけでございますが、それを一緒にやろうと言うたら、天皇家のルーツが全部わかってしまうので辛抱してくれと。もう少し、もう少しというたら何年やと言うたら、もう二、三十年待ってくれと言うんですね。ですから、時期というのが来るまでまた根気よくそういうようなことも進め、そして発掘もし、残すものは残し、そして後世に伝えるものは伝え、ちゃんと明確にした上で市民に開放という順序になっていくんじゃなかろうかと、かように思っております。
その中で、吉田議員の提唱もあるわけでございますが、地下鉄誘致、これは2015年を一応目指して、線は一たん引かれてあるんです。これは実現不可能な問題ではございません。
ですが、大阪市と、そしてまた地方の自治体と、その負担割合とかそういうような問題、並びに国の方のそういう交通問題等、もっと積極的になってもらわないかん公共交通のあり方の問題です、それこそ。そういうようなことも含めまして、2015年というのは一たん一つの目標に定められた以上は、あと11年しかないところでございますが、もう一度機運を盛り上げまして、地下鉄の延伸問題、これを持ってくる。
それによって競争相手ができましたら近鉄がサービスよくなるんです。今、余りにも近鉄のサービスが悪過ぎますからね。ですから、料金は高いしね。だから、そういう競争意識に立っていただけるためにも、公共交通の競争というのは大変いいことでございますので、地下鉄誘致には大いに力を入れていきたいなと、かように思っております。
おかげさまで大分いろいろと議員のご指導のもとに今日まで進んでき、住民の皆さん方のご理解もご協力もいただいてここまで来たなと思っておるところでございますが、これから雅びのまちの磨きをかける時期でございます。これからまた皆さん方とともに磨きを一緒にかけて、羽曳野市をすばらしい町にしていこうではございませんか。
そして、失業者が大変多くなっております。最近の若者、フリーターが平気なんですね。そして、市町村が国民年金を奨励し、検認率を上げていこうと大変努力をした時期は、いろいろ国民年金の加入者もふえ、そして掛けないかんねんという意識があったんです。
あれはもう国の方がすべてもうやると、市町村の方から外してしまった現在、国民年金加入者がうんと少なくなってまいりました。入ってた人が今度はお金を払わなくなってきてます。なぜ払ってくれへんねんと私聞きました。今払うたかてもらえるかどうかわからん、今の年金制度むちゃくちゃやないかと若者は怒り狂っております。
ですから、払わへんと。払わへんともらわれへんでと言うたら、いや、生活保護をもうた方が楽に暮らせる世の中になってるから、というふうな風潮が最近は流れてきておるところでございまして、これではフリーターが何ぼでもふえます。だめです。やはり人間働き忘れたらだめです。
そして、大人としての責務、それをやはりきちっと認識をささなけりゃいかん。これは教育にも問題があるわけですが、家庭教育、きょうは一番初めの質問で性教育の問題もあったところでございますが、性教育一つにしましても、だれとでもセックスしてもええというようなことまで教育の中ではやられておる。憂うべき事態でございまして、これはやはりきちっとした形で、どうあるべきかということと、人間としてどうあるべきかということも含めまして、失業しておれば、どんな仕事でもいいんだと、わらをもすがる思いで来られる方は、どんな仕事でも結構やとおっしゃるんですが、求人求職コーナーをこしらえましても、これはあかん、あれはあかんと選ばれるんですね。
自分の特技を出すのはいいですが、食べていけないときはもう何でもわらをもつかむ心境なんですけども、大概そういうまだ選べるだけ余裕があるんだなと逆に思ってるんですが、平気なんです。
あかんかったら保護をもろたらしまいやからというふうな、そういう世の中になりましたら、何ぼお金がありましてもたまったもんじゃございません。もう地方公共団体のそういう業務をつかさどる者が、私ども羽曳野市の中でも生活保護担当者というたら、大概図太い人を置いてあるんですが、ノイローゼになるんです。うつ病になるんです。いろんな相談がどんどんありましてね。
そんな関係で今回もいろいろと苦慮しておるところでございますが、要は失業者に対して、市の方もいろいろとそういう嘱託でもアルバイトでも来ていただけるようなことを少しでも多く考えて、そして逆に職員は少なく、また市民が、私たちでやれることはやらせてくれということをお願いしていこうと、かように思っておりますが、それでは腰かけ程度でございますので、根本的に何をどうしたらいいかというのを商工会等とも十分に話し合いをさしていただいてこれからも進めていきたいと思います。
提案のジョブカフェの方でございますが、この方のご支援等もいろいろといただいて、またその方その方、いろいろ十人十色でございますから、そういうような人に合った、人見て法説けという言葉が昔からあるんですが、そういうような指導方も忘れないでやっていき、役所は役所としてのきちっとした務めをやっていけるように、今後精いっぱいの努力をしていきたいと、かように思っておるところでございますので、よろしくご理解、ご指導いただきますようお願いを申し上げます。
◆要望
ご答弁ありがとうございました。
最後になりますんで、要望させていただきたい、このように思います。
市長、体調の悪い中ありがとうございました。いつもの、もうちょっと元気があるんちゃうかなという思いもしましたけども、ちょっと病気のかげんで苦しかったように思いますが。
はい、済みませんでした。ありがとうございました。
オンリーワンのまちづくりにつきまして市長のお考えを今聞かせていただきました。これは総合基本計画の中をちょっとコピーさせてもらったんですけども、雅びのまちの姿ということで、当時ですから今から8年前、9年前ですか、もう30年後の羽曳野市の姿を文字にあらわしてもらってます。9つぐらいの角度からやってもらってますけども、今回の視点でありますまちづくりの視点のところで、ちょっと読ませていただきます。
1つは、「地下鉄がつくる新しい都大路」という題名がついてます。「現在、地下鉄2号線(谷町線)の延伸が府道八尾富田林線の整備とあわせて検討されていますが、30年後には、(今から20年後ですけども、)ターミナルビルや駅前広場で新しい地下鉄の駅が構成され、この駅を中心に、かつての「都大路」を彷彿とさせるように街路がデザインされています。電柱は道路から姿を消し、共同溝によって地下に埋設され、駐車場も地下に設けられるなど、地下をフル活用した「ジオフロント」計画が実現しています。
こうして得られた地上の空間には、公園やアメニティ広場が設置され、幅広く活用されています。」と断言されておりますので、非常に楽しみにしてるんですけども、今市長からも地下鉄の延伸計画、再度挑戦していきたいというお話もございました。
それともう一点、「うるおいとやすらぎの緑空間」という項目がございます。「緑にあふれ、人々の心をなごませる、うるおいのある空間がまちのいたるところに設けられています。市民の手による「市民の森」が計画され、子供の誕生や結婚などの機会に、晴れやかなセレモニーとともに記念植樹が行われ、ウィーンの森のような緑あふれる閑静なスペースがつくりだされています。
子どもが遊ぶ公園として、サイクル&フットロードとして、レストランや野外劇場も備わった、市民の憩いの場が完成しています。さらに、恵まれた自然の景観を生かして、ストレスが解消できるリラクゼーションやレクリエーションの場がつくりだされています。そこには、特産品のワインが気楽に楽しめるホイリゲ(居酒屋)があり、軽いスポーツが楽しめる公園などが設けられています。」非常に夢のある、本当に魅力のあるオンリーワンの羽曳野を想定されて、このように文字で書かれております。また、いろんな角度からほかにもあるんですけども。
これを読むにつけまして、非常に感慨深いものがございます。この平成年間の羽曳野市におけます福谷市政での都市基盤の整備は大きく実績を積み上げてこられました。いよいよこれからが味つけの期間、光を与える充実整備でありましょう。人の集まる、魅力ある、人に誇れる我がまち羽曳野の構築のため、ことし予定されていますまちづくり懇談会を大いに実りあるものとしていただきたくお願い申し上げます。
また、羽曳野市健康ふれあいの郷事業、あらゆる角度から検討に検討を重ね、今後のオンリーワンへの礎を築いていただきたく思います。
それから、就職支援の件でございますが、この基本計画のところでありましたが、羽曳野市民の就業ですけども、羽曳野市内で3分の1、残りの3分の2は大阪市を中心とする市外へ出られているとの統計でございます。
今後のまちづくりとして、市内での就労人口、特に若者の人材が羽曳野に根づく体制のためへの方向性が期待されるところであろうかと思います。また、現状の就職支援につきまして、最初に申し述べました国の施策の有効活用として、市としての失業者への支援を最大限に尽くしてくださいますよう強く要望申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。
ありがとうございました。