市議会質問----羽曳野市議会議員 新岡健志
 
2002年12月議会質問
 

平成14年第4回 12月定例会 (12月9日)

 

質問概要

(1)環境問題について

     @地球環境と本市の取り組み等

     A環境美化条例の効果等

(2)市町村合併について

     @その後の経過と今後のスケジュール等

◆質問

  皆さんおはようございます。

  最初の質問でございますので、さわやかに明快に進めてまいりたいと、このように思います。

  発言通告に従いまして、大きく2点について質問させていただきます。

  まず、大きく1点目、環境問題について。

  ことし8月26日から9月4日にかけて、南アフリカ、ヨハネスブルグで環境開発サミットが開かれました。時代のキーワードとして、持続可能な開発をテーマとし、活発な議論が展開されました。

  ブラジルで開催された地球サミットから10年、この環境問題について幾つかの分野で改善が進んできたが、約束の合意は十分に達成されていない現状で、環境改善のスピードが環境悪化のスピードに追いつけない状態とのことでございます。

  過去50年の驚異的な経済発展により、多くの人に経済的利益をもたらしましたが、その副作用として根深い貧困問題や地球資源、地球環境悪化問題がますます大きくなってきております。

  地球規模で環境悪化が進行しているわけですが、身近なところではなかなか実感できにくい。そしたら、我々一市民として、この環境問題に対して何ができるねん、このところがこれから非常に大事かなと思うところでございます。

  3月の議会で我が党の笠原議員から、環境問題、特にCO2削減問題につき質問がありご答弁をいただいておりますが、いま一度市としての環境問題についての取り組みをお示し願いたいと思います。

  次に、2点目として、平成5年4月施行の環境美化条例、ことしで9年となります。私は、昭和58年、堺の地から羽曳野市に転入してまいりました。当時と比べると都市基盤も充実し、環境もよくなったなあと思う昨今でございます。

  これも、この環境美化条例の施行に伴う市民への啓発からくる一人一人の意識のレベルアップかなと考えております。

  そこで、現時点、この羽曳野市において、条例施行により、概してどのような効果があったのか、またどのような苦情、問題点が多いのかお聞かせ願いたいと思います。

  次に、大きく2点目、市町村合併についてお尋ねいたします。

  この件につきまして、私は3月と6月の議会におきましても質問させていただきました。

  回答の概要といたしまして、地方分権を進めていく中で、この市町村合併は避けて通れない課題である、どこと合併するにしても対等合併でなくてはならない、そのためにも都市基盤の整備充実を進めてきた、合併後の将来を考えるなら、政令指定都市を目指せるような市町村合併が望ましい、幸いにも南河内地域10市町村で22年間広域行政を推進してきたいきさつも踏まえて、この平成14年度は10市町村の事務担当者レベルで、今日的な市町村合併の問題について研究、検討、調査を取り組んでいく、あらあらそういうところであったかと思います。

  また、羽曳野市といたしまして、合併に関する市民アンケート調査をこの4月から5月にかけて、その調査結果に基づくまちづくり懇談会を市内7カ所で7月から8月に行い、以後、市町村合併に関する意見交換会として、市内19団体の方々と意見交換をされ、きょうに至っております。

  そこで、これらの経過を踏まえて、今後の市町村合併の取り組みについて、どう考えておられるのか、以下の点についてお答えをお願いいたします。

  まず1点目、このアンケート、まち懇、団体意見交換会の実施で、意見集約をされたわけですけども、今後考えておられる市としての方向性をお示し願いたいと思います。

  次に、まちづくり懇談会の折に、アンケートの中間報告では、合併パターンについて未発表でありました。以後、発表がございませんので、種々検討中であろうと思いますけども、いつ報告していただけるのか、お答えください。

  3点目として、合併特例の期限が平成17年3月いっぱいとなっており、期限の延長はないとお聞きいたしております。期限まで残り2年4カ月でございます。

  国のマニュアルでは、合併協議会を立ち上げて、合併実行まで約22カ月の必要期間を設定いたしております。種々有利な条件がついておりますこの特例期限内に合併を考えているとなると、国のマニュアルからいたしますと、余り余裕はないという時点に差しかかっております。

  この避けて通れない合併ですが、いつまでにしたいと考えているのか、あるいはいつまではできない、しないと考えているのか、お示し願いたいと思います。

  次に4点目、今後市として予定しているものがあれば、お示し願いたいと思います。

  最後に、南広協について、4月以降の経過状況をご報告願いたいと思います。
  以上で第1回の質問を終わります。よろしくお願いいたします。

◎答弁 生活環境部長(西山進君)

  おはようございます。

  新岡議員の環境問題について、第1点目の地球環境と本市の取り組みについてということでお答え申し上げます。

  我が国でも、新大綱に基づき、推進法が改正、一層の取り組みが求められているCO2排出量の削減に向け、住民一体となった施策が不可欠であります。

  本市といたしましても、その抑制は市レベルでも無縁とは言えないという立場で、低公害車の導入、適正空調励行や消灯奨励などエネルギー使用量の抑制、フロンガスの回収、廃棄物の減量化対策や余熱再利用対策、グリーン購入やクリーン発想の促進など、コスト削減の中でも今できることについて検討中でございます。

  具体的に計画性を持ち、意識改革も視野に入れ取り組むために、地球温暖化対策の推進に関する法律第8条第1項に基づき、本市の事務事業に関する温室効果ガスの排出抑制に関する実行計画、これにつきましては今作業中でございまして、早急に定め、市役所みずから姿勢を示すことが急務であります。

  対市民的には、広報紙やホームページなど、媒体を通じたPRに努めるとともに、未来を担う子供たちへの環境教育も検討していきたいと、あわせて地球規模的課題であり、大阪府域で進められている地域協議会の活動などともリンクさせ、温暖化ガス排出削減に取り組んでまいりたいと思っております。

  計画が結果として、地域の機運を高め、自発的な地域活動を促進することを切望しております。地域の指導など、一層のご支援をお願いしたいと思いますので、よろしくご理解のほどをお願いいたします。

  続きまして、2点目の美化条例の効果についてということでございます。

  環境美化条例は、これまで市民の皆さんから寄せられた市民生活の生活上の相談、苦情を市政に反映させ、積極的に環境を美化し、気持ちよく生活していただくための基本となることを載せています。ともすれば、自分が気づかないうちに他人に迷惑をかけていることがあります。

  常に相手の身になって、豊かな市民生活を送るための良識、常識を確認するものでございます。

  条例が施行以来、苦情、相談件数も徐々に減少しております。平成5年度の施行時の相談件数は364件ありましたが、平成13年度の件数は182件と半減しています。

  特に、12年より違反屋外広告物追放登録制度により、地区町会を挙げて活動に参加していただき、環境美化等にご支援をいただいております。

  12年11月から14年10月までの2年間の登録員数は、77町会から266名でした。14年に更新、新規の手続を行ったところ、86町会から326名の参加をいただき、不法看板だけでなく、町の美化に対する認識も得たものと思っております。

  また、11月の環境美化行動月間でのクリーンの日に、市内一斉清掃におきましても、ごみの回収は12年度で88トン、13年度で80トン、今回14年度で78トンと、ごみの量も年々減少している状況で、全体として地域住民と市が一体となって、都市景観の保持及びマナーの向上が図られ、環境美化に対する認識が一層深まってきている状況でございます。

  苦情、問題点につきましては、まだまだ山積しているところでございますが、特に多いのは空き地の管理、空き家などの清掃、保持等の苦情が多く、中でも空き家の所有者が不明の場合、追跡調査をしておりますが、苦情が長期化しておるところでございます。

  今後も、環境美化に対するPRなど、粘り強く指導していきたいと考えておりますので、ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。

  以上です。

◎答弁 企画財政部長(私市芳秋君)

  おはようございます。

  新岡議員さんからの市町村の合併問題に対する取り組みと今後についてどう考えるのかということにつきまして、大きく5点のご質問をいただきました。順次、5点につきまして、ご答弁申し上げたいと思います。

  第1点目の市民アンケート、まちづくり懇談会、そして各種団体の意見の交換会をしてまいりまして、その実施の結果、意見集約、あるいは今後の方向性についてはどうかということでございますが、今日まで、まず何よりも住民本位でアンケート調査を始めてまいりました。そして、住民意向の把握に取り組んでまいりました。

  特に、大阪府の合併パターンなども羽曳野市の場合、4つのパターンが示されているわけなんですけれども、市民アンケートに際しましては、まず先入観を持たないで、真っ白でアンケートでお伺いした次第です。

  そして現在、そこで寄せられました記述式の自由意見などの整理をしているところでございます。そこでは、いろいろな意見がございます。羽曳野市に対しましての思いとか愛着、そして合併につきましての賛成、反対意見、両方ございます。

  そういう中で、今はまだ市の方向を決められる段階に至っておりませんので、整理した結果によりましては、さらなる団体ヒアリングの開催も検討中であります。

  次に、2点目の中間報告では、合併パターンについて未公表で、いつ最終報告で発表の予定かということでありますが、これにつきましては、まちづくり懇談会の中でも、市民の方々に説明してまいりましたように、相手市との関係もあること、そして合併パターンの公表は結果だけがひとり歩きするおそれもありますために、これまで慎重に取り扱いをさせていただきました。

  自由意見とか団体意見の集約もできた段階で、時期を選んでの公表と考えております。

  この件も含めまして、方向性につきましては、議会にもご相談の上で、その後再度市民の方々にご意見をお聞きするとの手順、段取りを尽くしていくべきだというふうに考えております。

  大きく3点目の合併はいつまでにするのか、またはいつまではしないのかということでありますが、羽曳野市も含めまして、地方財政が大変苦しい中で、国からは財政支援というあめが平成17年3月末までの合併に対しては用意されているところでございます。

  しかし、この合併という問題につきましては、市民生活に大きな影響を及ぼす問題でありますし、お金だけではなく、あらゆる角度、市民、各界、各層からの十分な検討が一番大切と思っております。

  遅い早いはありましても、行政改革の究極の形は合併であり、地方分権におきましても、行政体制の整備ということが課題とされていますことから、今後の地方分権、特に国庫補助金の廃止と地方交付税の改革、税財源の移譲といいました三位一体の改革が言われております。

  この三位一体の改革の動向、先行きに注意を払いながらの検討と取り組みが必要かと考えております。合併の時期や合併パターンにつきましては、合併に向けての市民合意とか機運が醸成された段階での検討、論議になろうかと思います。

  その前に、合併の是非そのものの検討、市民合意がまずもって何よりも必要であろうかと思います。

  合併ありきではなく、選択肢の一つとして取り組んでいくと、住民合意で取り組んでいくと、この基本姿勢が一番大事ではなかろうかと思います。近隣市町村の例もありますし、それを他山の石として、拙速を避けながら、市民本位で物事を進めていく問題であろうかと思っております。

  それから、今後の予定ということでありますが、まちづくり懇談会とか団体意見の交換会をしました結果、あるいは周辺市町村の動向などから、市民の方々の意識変化も予測されるところでございます。したがいまして、再度のアンケート調査とかシンポジウムの開催などについて、現在検討しているところでございます。

  最後に、南広協での取り組みということでございますが、平成14年度の南広協の一つの取り組みといたしまして、事務レベルではございますが、行政、公共施設等の整備の状況とかの行政水準、それとか各市町村の財政状況、それから例えば人口1,000人当たりの職員数などの行政体制というようなところにつきまして、現状とデータをお互いに出し合いまして、現在各市町村の、その大きく3点ほどの面から分析をしているというのが現在の状況でございます。

  よろしくお願いします。

◆再質問

  再質問させていただきます。

  まず、大きく1点目ですけども、環境問題に対する本市の取り組みについて、お答えをいただきました。

  種々市としての対策を上げられ、実行計画を早急に定めて、市役所みずから姿勢を示していくとのことでございました。また、この環境問題は、住民一体となった施策が不可欠として、対市民的には広報やホームページなどでPRに努める。また、未来を担う子供たちへの環境教育も検討したいとの考えを示されました。

  ともに同じ地域、同じ地球に住む人間一人一人としての連帯感、未来の世代への責任感が非常に大切な視点であろうと思います。

  言われております本市事務事業に関する温室効果ガスの排出規制に関する実行計画、市民に対するPR、さらに子供たちへの環境教育について、具体的な内容といつされる予定なのかをお聞かせください。

  次に、環境美化条例施行から9年、苦情、相談件数も徐々に減少し、違反屋外広告物追放登録員制度によって、地区町会挙げての活動参加で、不法看板の数も少なくなり、また市内クリーン作戦などによって、マナーの向上と環境美化に対する認識が深まってきているとのことでございます。

  地域の人からよくお聞きしますけども、昔は東除川にはホタルもすんでいたし、多くの川魚も泳いでいて、澄んだきれいな川であったとおっしゃっておりました。

  少しでも元に戻してやりたいと希望を述べられておりました。そんな人の気持ちを大切に、大事にしていきたいと思っております。

  苦情、問題点はまだまだ山積しているところということでございますけども、かけがえのない我が地域環境を守るため、環境美化に対しますますますの粘り強いPRとご指導をよろしくお願いいたします。

  大きく2点目の市町村合併について、今後の方向性も具体的な計画も現段階まとまったものがないというような内容でございます。身近なところで、この南河内4市町村で7月に合併協議会が立ち上げられました。先ほど申しました国の合併マニュアルは22カ月とのところ、来年4月合併を目指し、9カ月でまとめようと出発したようであります。

  ホームページが開設されておりましたので、議事録に目を通してみました。混乱でスタートし、結局目標の設定し直しで、先月11日、第6回目を簡単に終わって、仕切り直しのようでございます。

  いろいろな思惑からの急ぎ過ぎと住民本位の視点を忘れた行政サイドからの勇み足にも感じられました。

  幸いにも、我が羽曳野市は、手順を踏んで住民本位で見きわめていくとのこと、市民にわかりやすい納得の合併へと持っていきたいものでございます。

  市民の皆様からよく言われることは、具体的な合併の青写真を教えてほしいということです。あの市と合併したらどうなるの、この市と合併したらどうなるの、羽曳野市にとって一番ベターな合併はどんなパターンですか、もっともな疑問だと思います。具体的な青写真がないと判断しにくいし、できないことであろうと思います。

  今後、再度アンケート調査並びシンポジウムの開催等を検討しているとのことですけども、どういう内容を盛り込むおつもりなのかお聞かせください。

  また、市長のただいまの合併についてのお考えをお聞かせ願いたいと思います。

  以上、よろしくお願いします。

◎答弁 生活環境部長(西山進君)

  新岡議員の再質問にお答えいたします。

  市のみずからの姿勢を示すということと、それと未来の子供に環境教育を実施、検討と、これいつごろから実施できるのかということでございます。

  今現在、実行計画の作成中でございますので、具体的な目標を定めた上で、教育問題、また地域協議会の活動とも検討、取り組んでいきたいなというふうに考えておりますので、よろしくご理解のほどをお願いいたします。

◎答弁 企画財政部長(私市芳秋君)

  新岡議員の再質問にご答弁申し上げたいと思います。

  合併につきましての、例えば具体的なパターンとか、そういうふうな検討ということもということでございますが、先ほどもご答弁申し上げましたように、本当はどことということがありますれば、もう少しメリット、デメリットなども市民の方々にわかりやすくシミュレーションでお示しもできようかと思うんですけれども、まずその前に、やはり合併の是非そのものがどうなんだということの、この一番最初の基本線だけはきちんと押さえて、それで市民合意が形成できるのかどうかと、まずそのことが今問われていると思います。

  合併の是非そのものについて、慎重な検討がやはり必要だというふうに思います。

  それから、再度の、今後の取り組みの中で、どのような形でということでございますが、市民のアンケートの中でも、一般論でメリット、デメリットということで説明をしていってますんですけれども、もう少し具体的にメリット、デメリットというのを教えてほしい。そうしないと、これについての判断がなかなか難しいと、わからないというご意見が非常に多くございました。

  そんなんで、例えば、次に調査あるいはシンポジウム等の開催につきましては、もう少し市民生活にとって、市民の方々にとってどうなんだと、現段階ではどことということを示しながらのシミュレーションはできないんですけれども、できる限り市民の方々にとって、市民生活がどう変わるんかというようなところに焦点を当てて、メリット、デメリットをお知らせできればなというふうに考えてます。
  それから、もう一つ参考なんですけれども、一般論としてメリット、デメリットということを考えられる限り、説明会でも説明をしてまいりましたが、市民の方のご意見の中に、そんなことを言ってるけれども、一般論であって、本当にメリットどおりになるか、または本当にデメリットと言われてるけれども、そんな状態になるんかいなというような、一つのご意見もございました。

  そこらあたりにつきましては、本当にそうやっていけるかどうかというのは、これはやり方、方法の問題でありますので、それらも含めて、やっぱり慎重に検討していかなければならないことやなあというふうに思ってる次第です。

  以上、よろしくお願いします。

◎答弁 市長(福谷剛蔵君)

  おはようございます。

  新岡議員の市長の考え方ということでございますが、ただいま合併に関しまして、私市部長の方から答えましたとおり、より慎重に、よりメリット、デメリット、そしてまた議会の皆さん方ともまだ協議をしておりません。

  今、資料を収集し、そしてまとめをある程度さしていただいて協議をさしていただき、そしてその上、再度また市民の方々にお諮りをし、もう一度また議会の方にもお諮りしというふうに考えておるところでございます。より慎重にやっていきたいと、かように思っております。

  期限的に、17年3月、間に合わないだろうということはもう今の時点でわかるところでございますが、その合併のメリットということを考えますと、特例云々の問題より、より効果を上げるような方法もやはり考えていかなきゃならんと思っております。

  ましてや、南広協のまとめの市として、第3次の広域行政圏計画をつくりました羽曳野市でございます。やはり、そういう観点で、第3次の広域行政圏計画の中には、合併を視野に入れたということも、やはり各企画段階で入れておるところでございますから、より充実したものに持っていきたいなと、かように思っております。

  中には、何々区とかということで、抜けるというような予想をされるところもあるわけでございますが、これはやはりその市町村の置かれてるおのおのの立場っていうことがありましょうから、それによって仕方のないことだろうと。

  ですが、一応の基本だけは、やはり私ども第3次の広域圏をつくりました責任市として、やはりある程度追求していかなきゃならんと、かように思っております。

  そして、環境問題でございますが、市役所みずから、市民ぐるみでということで、ただいま西山部長の方からも、今いろいろ企画をし、計画をさしていただいておるということでございます。

  いましばらく様子を見ていただきたいと存ずるところでございますが、環境美化条例をつくりまして、一つ例が、ペットトイレ一つにいたしましても、市民の方々に定着をし、そしてまたいろいろ美しくなったということも言っていただくところでございます。

  そして、年々その回収トン数もふえまして、昨年では122トンというふうな大変な量になってきておるところでございますが、やはり犬をかわいがる者、飼う者の義務として、必ずそこへ入れる、その入れる行為を家へ持って帰っていただいて、ごみ箱の中へ入れていただくように、今後はしむけていこうということで、飼う者のマナーと、そしてまた経費節減等もそういう方々に訴えていきたいと、かように思っております。

  そんな中で、地球規模での問題でございますが、一応試行ということで、ことしの夏に、これはNPO団体でございますけども、特定非営利活動法人アーテックという、国際芸術技術協力機構というのがあるんですが、そこの補助をいただきまして、このキッズISOプログラムというのを、小学生の14校の5年生全員に実施できないかということを諮りましたら、教育長を初め教育委員会の方できちっとこれを学校間でまとめていただき、子供たちの環境に対する関心はどのぐらい示してくれるかなということで、府下でも初めてこのプログラムをさせていただいたところでございまして、子供の行動が大人の社会を変えるというふうなことでございまして、この入門編からいろいろと中級、上級へということで進むところでございますけども、子供がこのように子供のときからそういう身につくことが必要でございますし、子供がやり出したら大人というのも、この環境問題に大変関心も高くなるところです。

  そして、保護者のメッセージという欄があるんですが、この中でも省エネ、リサイクルに関しましては、どちらかというと関心の高い方だと自分で思っとったけども、しかし今回の子供と一緒にこのプログラムを実施してみて、まだまだだなあと反省したと。

  息子も書いているように、ガス、水道については、特にガスについてはソーラーによる湯沸かしにより、夏場はほとんどふろ、シャワー用のガスは不用ですと。

  そのために毎月のガス代は3,000円以上になったことはありませんと。水道も飲料水は還元水を毎日もらっていると。そしてまたシャワーは節水用にしてると。

  ところがどうしても電気だけ我慢できない。特に、冷房とテレビ、そしてまたインターネット、パソコンを使う回数もふえたので、ですが必要最小限に努力すればもっと減らせると思うと、我が家の課題として、電気の使用量等、全国平均以下にするように、家族で話し合っていこうと思いました。というふうな保護者メッセージがついてるんですが、子供は子供で、この作戦を終えて、これからも電気を節約するように頑張っていきたいっていうようなことも書いてくれてるんです、一例でございますけども。

  そして、この結果に基づいて、この協会の方が、一人一人の採点をしまして、この行動をやってくれたから、あなたの環境マネジメントデータ分析表というのを一人一人に送ってくれまして、年間で、この方の場合は668キロワット、そしてまたこの値は重油に直すと167リットル節約したことになりますねということで、今後の課題ということで、いろいろとシャワーの方がちょっと使う回数が多いので、これをうまくもっとシャワーを使う回数というか、その使い方を工夫すればもっと減るんじゃないかというようなことまで書いてくれてるんですね。

  ですから、こういうようなことを子供のときから身につけさすことによって、また家族ぐるみでやっていっていただく、これがまた一つの地球的な環境問題に大変また影響するということで、市民みずから立ち上がっていただける仕組みを役所自身が取り組みましてやっていったら、それこそまた三位一体の行政推進ができるんじゃなかろうかと、かように思う、一例でございますけども、こういうようなことをことしの夏、小学校5年生の子供たち全員にお願いをしまして、一定の成果、そしてまた子供たちに関心を大変持っていただき、これからの日常生活の中で子供みずから、家族全員でそういう取り組みをしていこうというきっかけになったな、こういうことはいいことだなということで、NPO法人等ともいろいろ話を進めさしていただき、これからもまた進めていきたい、かように思っとる、一例でございますが、例を挙げましてご紹介申し上げたいと存じます。

  よろしくご理解ください。

◆要望

  最後ですので、要望、感想を述べさせていただきます。

  今、環境問題につきまして、西山部長の方からと、それから市長の方からお話をいただきました。

  西山部長の方からは、目標を明確にして検討していくということで、具体的なお話は余りありませんでしたけども、市長の方からは具体的に大事な視点が述べられたと思います。

  私も非常に大事な視点だと思っております。

  さきの環境開発サミット、これで提案があり、採択されましたのが、皆さんご存じと思いますけども、持続可能な開発のための教育の10年でございました。

  2005年から10年間、環境教育を普及させるための国際協力強化を目指すことになりました。次代を担う若い子供たちに、また我々大人もですけども、地球環境問題の現状を正しく知り学ぶこと、そして人間としての生き方を見直し、具体的な行動に踏み出すための動機づけをしていく、このようにあります。

  今、市長がお話しされたNPOの話、それからキッズISOプラグラムですか、この点非常に大事なことだと思います。

  3月の笠原議員の質問に対する答弁で、市長が身近な我々の生活の見直し、生活習慣の見直しで、大きく環境改善に寄与することができるんだという具体的なお話がございました。そんな身近なこと、ちょっと頑張ったらできること、そしてその効果を粘り強く広報等で訴えていただきたい、PRしていただきたい、このように思う次第でございます。

  また、小・中学校の教科書に環境という科目が今までありません。この環境という科目をつくって、勉強して、話し合う機会を設けたらどうかなと、このように思う次第でございます。

  それから、合併でございますけども、大変ちょっと苦しいような回答をいただきました。

  まだ具体的に明確なものがないから、そういう答弁だと思うんですけども、今後の状況を見ながら、時期を見て、我々議会といたしましても、種々協議する場を設けるべきではないかなと、このように思っております。

  これは、議長にご検討をお願いしたいと、このように思います。

  以上で私の質問を終わらしていただきます。

  ありがとうございました。